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烈風の猫夜叉・ミィーナ 風属性 レア ☆★ maxLv 75 コスト 27 HP 8130 maxHP 11190 攻撃力 7120 max攻撃力 9790 防御力 7120 max防御力 9790 スキル ヒーリングタイム☆★ リーダースキル Oの癒し☆★ 進化前 旋風の猫又・ミィーナ 進化後 烈風の猫夜叉・ミィーナ+ 進化素材 風神のカドゥケウス×3ダイヤモンドテトリミノ×2 備考 出現場所 取得中です。 ☆★ モンスター 風属性
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昨日 - 今日 - 合計 - カテゴリ お狐様 水神 猿神 用語 神 神族 種族 精霊 【概要】 神(かみ)とは、精霊と共に神族と呼ばれるこの世の三種族の一つ。妖怪や人間とは一線を画する高位の存在。本作においては人間から信仰を受ける実在の種族という位置づけであり、犬夜叉を犬神と誤認する村人が登場するなど、神の実在は当然という世界観となっている。神は神として生まれつく圧倒的に格が高い種族であり、人間との間に子を成す事はないとされる。ただし、人間や妖怪が自ら神を名乗るケースは存在する。外見は妖怪に類似するが性質は全く異なり、妖気も妖力も持たず、邪気を払う神通力を行使できる。妖怪と同じくその姿は千差万別であり、水神のように人型の者もいれば、お狐様のような獣の姿を持つ者もいる。妖怪と同じくほぼ例外なくとがったエルフ耳を持つ。眼力が及ばない者にとっては精霊ともども、妖怪でも人間でもない謎の存在としか認識できない。作中では弥勒と珊瑚が当初偽水神を「妖怪ではない何か」とだけ判断している。 精霊ともども大妖怪以上に超然とした性質を持つ者が多く、人間や妖怪の常識や倫理観を超えて行動する場合があり、格が高いほど対話すら困難になっていく。善悪という概念で言えば基本的には善よりの性質であり、その神格は人間による信仰に左右され、妖怪と違い率先して人間に害を成すことは少ない。しかし、万が一にも敵に回す事になれば妖怪よりもはるかに危険であるというのが通説とされている。総じて高位の妖怪を上回る権能を秘めており、殺生丸の母によれば神であれば命を自由に救う事もできるという。暴走すると邪気を帯びる事があるが、神殺しは人間にとっては最大の禁忌とされる。犬夜叉一行も暴走した神を倒すのではなく、鎮めるという手段を取っている。 || 【敵に回せば妖怪よりも危険な存在となる。】 神が扱う武器は「神器」と呼ばれており、人間や妖怪の武器とは全く次元が違う代物である。作中では、大妖怪である犬夜叉の父の妖力が宿る「鉄砕牙」も、水神の神器「雩の鉾」に対して明確な上下関係にあった。多くの神は自ら生み出した眷属である精霊を従えている。精霊は種族としては神と全く同一であり、神器を手にした精霊は神と同等の権能を持つことができる。作者は「圧倒的な格が高い種族」「神と人間のハーフは確認されていない」とコメントしている。妖怪と神族による半妖が一切登場しない事実を鑑みれば、神と妖怪が結ばれるケースがそもそも存在しない、或いは結ばれても完全な神族や妖怪が子として誕生し、半妖が生まれない事が窺える。 【該当者】※アニメオリジナル 【お狐様】(おきつねさま) 【猿神】(さるがみ) 【水神】(すいじん) 【四闘神】(しとうしん)※ 【阿久留】(あくる)※ 【天津甕星】(あまつ みかぼし)※ 【天照大神】(あまてらす おおみかみ)※ 【魔夜中】(まよなか)※ コメント 名前 コメント
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夜叉姫神楽 【ヤシャヒメカグラ】 バンめし♪に登場するバンドユニット名。 「ふるさとグランプリ」の東北エリア王者で、みちのくの小京都・秋田県桜館市からのエントリー。 桜薫る武家屋敷通りに住まう、武士の末裔である3人によるバンドで、3人全員が西明寺学院(の高等部)に通う。 和の雰囲気漂う、たおやかで可憐、時には情熱的な大和撫子サウンドで魅了する。 ご当地めしは夜叉九郎醤油を使った鍋料理。 名前 年齢 学年 担当 戸沢 千景 17 高3 ベース 小野崎 凛桜 16 高2 ドラム 小野崎 美鶯 16 高2 ギター メンバー 戸沢 (とざわ) 千景 (ちかげ) CV:瀬戸 麻沙美 かつては名門武家だった、小さな醤油屋の娘で高等部3年生。 ステージでは 夜叉姫 と名乗っている。 戦国時代好きが高じて、姫武将になりきって生活している。 しかし少々世間ずれしており、美鶯からはポンコツ扱いを受けている。 戦という言葉を聞くと豹変する。 小野崎 (おのさき) 凛桜 (りお) CV:長縄 まりあ 老舗和菓子屋の娘で高等部2年生。 双子の姉の方で、ステージでは さくら と名乗っている。 ポジティブで正義感が強い熱血ガール。 千景を尊敬しており、妹の美鶯にも千景と仲良くしてほしいと思っている。 二人を応援する事を生きがいとしている。 小野崎 (おのさき) 美鶯 (みお) CV:村川 梨衣 老舗和菓子屋の娘で高等部2年生。 双子の妹の方で、ステージでは うぐいす と名乗っている。 現実主義で、合理性を好んでいる。 姉をとても慕っており、ポンコツ姫(=千景)から姉を守らなければと思っている。 ゲーム大好きで、暇さえあればスマホゲームをしている。 関連曲 楽曲 歌唱担当 備考 千景 凛桜 美鶯 [御伽噺に幕切れを] ○ ふるさとグランプリ曲 [花は折りたし梢は高し] ○ ふるさとグランプリ曲 [ウソツキ横丁は雨模様] ○ ふるさとグランプリ曲 関連リンク バンめし♪ Twitter(夜叉姫神楽) 白兎団#? Blanc Bunny Bandit Vanitas Lacrimosa メリー・バッド・メルヘン♪ その他関連一覧
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【概要】 仙気(せんき)とは、人間や妖怪が修練の末に獲得できる、聖なる力の源である。修行によってこの力を獲得したものが仙人と呼ばれる。性質は霊力や法力に類するもので、邪気や妖気を浄化する。仙気を用いた術を仙術と呼ぶ。 仙人には人間と妖怪が修行によってなることができるが、相反する妖気と仙気を併せ持つ事から、妖怪の仙人は総じて強大である。本来、妖怪は霊力や法力に弱いが、妖怪の仙人は仙気によってそれら聖なる気を相殺する事ができるため、浄化の力に強い耐性を持つ妖怪になる。妖怪化した仙人である二枯仙は、妖怪仙人としては下等に位置するが、それでも破魔の矢を仙気によって無力化する事が可能である。 犬夜叉は竜鱗の鉄砕牙を扱う際に妖気の逆流に悩まされていたが、妖怪の大仙人・妖霊大聖の妖穴を斬る事で彼の仙気を鉄砕牙に付与する事ができた。妖霊大聖の仙気が逆流する妖気を浄化するため、犬夜叉は竜鱗の鉄砕牙を使いこなす事ができるようになったのである。 コメント 名前 コメント 昨日 - 今日 - 合計 -
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昨日 - 今日 - 合計 - カテゴリ 作中で死亡 冥道残月破 妖怪 無所属 男 登場人物 登場 43巻5話「沼渡」 退場 43巻7話「刀の成長」 所属 無所属 種族 妖怪 性別 男 年齢 不明 出身 不明 血縁者 不明 職業 なし 想い人 なし 装備 なし 分類 原作/アニメ 【概要】 沼渡(ぬまわたり)は、日本各地を渡り歩く水の妖怪である。「人喰い沼」とも呼ばれる。体は強い邪気を帯びた水でできており、沼を丸ごと喰らって沼に成り代わり、今度はその沼に水を飲みに来た生物を待ち伏せして喰らう。そうして獲物が減ってくると再び別の沼へと渡り歩く性質を持つ。水そのものの妖怪であるため、物理的な攻撃は一切受け付けない。人喰い沼の噂を聞きつけた犬夜叉一行と交戦し、あらゆる攻撃を無力化して犬夜叉たちを追い詰めるが、通りすがりの殺生丸が放った未完成の冥道残月破によって一撃で倒された。 【能力】 沼渡は強い妖気と邪気を持った、水の妖怪である。水が本体である沼渡には物理的な攻撃は全く通用せず、風の傷や爆流破、金剛槍破も一切通用しない。弥勒の風穴で吸い込む事はできるが、沼渡は強い邪気を持っており、弥勒の力量では沼渡を全て吸い込む事はできなかった。一方で沼渡は自由に体を変化させ、相手を呑み込み喰らうといった物理的な攻撃を行使できる。不定形の体は質量も自由自在であり、津波や豪雨となって沼や川を氾濫させたり、無数の竜巻になって相手を突き刺す事もできた。 作中で示されている沼渡を倒す方法は二通りのみであり、冥道残月破と奪鬼による妖気の吸収である。ただし、妖気の吸収に関しては、沼渡の妖気と邪気が当時の犬夜叉の実力を上回っていたため、沼渡を倒すまでには至らなかった。冥道残月破は沼渡にとっては天敵であり、水であるためわずかな冥道にも全身が流れ込み吸い込まれてしまう。殺生丸が沼渡に放った冥道残月破は極細い三日月形の未熟なものであったが、沼渡は冥界に吸引され一撃で倒される事になった。 【戦闘録】 描写 相手 勝敗 決まり手 43巻5話~6話 犬夜叉一行 -中断 沼渡が優勢で殺生丸が介入 43巻7話 殺生丸 ●敗北 殺生丸の冥道残月破 コメント 名前 コメント
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一覧ページはこちら 情報ページはこちら ティガレックス攻略基本情報 状態 攻撃パターン 武器別攻略剣士 コメント https //g.co/doodle/ezccx53 ティガレックス攻略 初出はMHP2。 ↑星1の1番最初に出て、そのクエストでは、倒せない 基本情報 原始的な骨格を残した飛竜で、鋭い牙が並んだ巨大な口、強靭な四肢、他の飛竜とは比べ物にならない爪を持つ。 完全地上特化型で、飛ぶ方法は強靭な四肢で空高く跳躍してからの滑空のみ。 物理的な破壊力が発生する程の凄まじい咆哮を放つ事から「轟竜」とも呼ばれる。 本来は寒冷地が苦手だが、ポポの味に病み付きになっており、ポポを求めてわざわざ寒冷地に赴く事がある。 寒冷地が苦手なだけに氷が弱点…かと思いきや、弱点は雷で、氷はむしろあまり有効では無い。 状態 怒り 口から白い吐息がもれ、体表に血管が浮かび上がる。 怒り移行時にバックステップ&咆哮を確定で行う。 疲労 頭を下げ、口から唾液をたらす。 突進の最後が必ず失敗し、横転する。 草食竜などを捕食して回復する。 瀕死 弱々しく鳴きながら、左後ろ脚を引きずり気味に歩いて逃げる。 巣で寝て回復する。 部位破壊 頭:顔に大きな傷が入る。 背中:背甲に傷が入る。 爪:先端が欠ける。 尻尾:切断可能。剥ぎ取り1回。 その他 岩飛ばし攻撃に、水属性やられになり(たまに)攻撃を行った場所によって属性効果が付く。 咆哮に強めのダメージ判定有り。 攻撃パターン | 武器別攻略 共通 突進や噛み付き攻撃が主体のため、エリア内を激しく暴れまわる。スタミナ対策はあった方がよい。こんがり肉をオススメする。 耳栓もあると便利だが、回避やガードスキルを重視した方がよい。 特殊な攻撃は少ないパワータイプのモンスターの為、攻撃パターンを覚え、きちんとガードか回避できるようになるのが一番。 なお、過去作にはない攻撃として、振り向きながら即突進することがあるので要注意。 特にハンマーなどは、振り向きに合わせてスタンプを置くという常套手段が通用しない。 剣士 大剣 納刀状態が基本なので攻撃は避けやすい。 振り向き→即突進があるので振り向きに合わせて頭を狙うのは少々リスキーだが、噛みつきや岩飛ばしの直後など、 狙いやすい隙があるので相性は良好。 ただし納刀時が危険。攻撃範囲が全体的に広く判定も強めなので、回避→即納刀だと次の攻撃に当たりやすい。 慣れないうちは多少効率を落としても、しっかり安全を確認して納刀するほうがいいだろう。 また、咆哮にガードで対処すると斬れ味が落ちる。範囲は狭いのでバックステップを見たら離れよう。 太刀 https //youtu.be/iw3TEV7uuqc youtube(YoutubeのURL) 片手剣 全体的に好相性。きちんと強化していれば、全部位破壊も容易。 動き回ってくれるので、段差のある場所に誘導しやすい。チャンスを見かけたらどんどん跳び斬りを仕掛けてみよう。 最初に尻尾を切ってしまおう。やや硬いが、乗りでダウンを取りながらやるとよい。 次に腕と爪、頭を狙っていく。 頭はティガレックスが止まっている時に左側面から数回切って回避。 腕と爪はティガレックスの移動後に、ダッシュで距離を詰めつつ突進斬り(抜刀斬り)からのコンボを入れる。 臨機応変に攻撃部位を変えれば、無駄なダメージを受けず、無理なく部位破壊できるだろう。 防御は回避が間に合わない場合も多いため、危ないと思ったら即ガードで対応する。 怒り状態でダメージを食らうと、起き上がりを狙われて即キャンプ送りということもあるため、注意したい。 狂竜化しても行動速度と攻撃力は飛躍的に上昇するが、行動自体は変化がないので、 落ち着いて対処すればあまり問題はない。 双剣 ハンマー ガードできないため、高級耳栓および回避性能スキルを推奨。これの有無で難易度が大きく変わる。 立ち回り自体はかなりシンプル。 ティガレックスの動きを見ながら、溜めながら接近し、振り向きに合わせて頭部に溜め3(様子を見て追撃も)を叩き込む。 溜めが間に合わない場合、溜め1→X→回避(殴れるならそのまま殴る)で頭部を攻撃。 スタンさせたり、乗りなどでダウンを取ったら、頭部にタテ3を叩き込む。 その際、真正面から狙うと、攻撃された場合に回避が間に合わなくなるため、左側面に陣取るとよい。 腕や爪は頭部への攻撃が無理な時に狙っていく。 攻撃モーションを見切ったり、危険を感じたら即離脱を心がけよう。 間に合わない場合は、腹に向かって回避するといい。ただし、突進は外に回避すること。 この際に回避スキルがあれば、攻撃を引きつけて回避することで被弾率を大きく下げられる。 狩猟笛 ランス ガンランス 向かって右側の前足付近がベストポジション。その場での回転攻撃を誘発させてバックステップすれば頭を狙う隙が生まれる。 ガード中心の立ち回りの場合はガード性能+1が欲しい。突進を受けて即座に振り返ってガード突きor踏み込み砲撃で尻尾を狙える。 突進後の威嚇行動中は尻尾か後ろ足を狙うと転倒も狙える。 怒り時は無闇に納刀するよりはガードをしっかり行えば問題ないだろう。 回避中心で行く場合はサイズにもよるが大バックステップや踏み込み突き上げも駆使したい。 スラッシュアックス 抜刀状態で突進から逃げ続けるのは厳しいモノがある為、出来るなら回避距離や回避性能、納刀術などのスキルが欲しいところ。 耳栓スキルはあって困らないが、慣れてしまえば回避性能で咆吼を躱せるようになる為、自身の技量と相談しよう。 肉質は斧でも問題ないくらいには柔らかいので、確実に回避できる立ち回りを覚えてしまえば剣でも斧でも斬りまくる事が出来るようになる。 疲労時や罠使用時は斧ぶんまわしや属性開放突きを確実に決めていこう。 チャージアックス 基本は片手剣と同じく始めに尻尾狙いでいいが一つ一つが出が遅い攻撃が多いので慎重に攻撃する必要がある。 片手剣と違うところは火力。ジャンプ攻撃は斧モードでやると片手剣と違って早い段階で乗ることができ、 転ばせた後も部位破壊を手早く済ませられる。転ばせたら頭が優先。 基本相性はよいので苦戦もしないが、納刀が遅いのでとっさの緊急回避はほぼ不可能。慎重に立ち回りたい。 張り付くときは前方からで言うなら前足と同じ位置になるようにすると前転で逃げられる。 咆哮のダメージ部分はガード性能+2でものけぞり大。バインドボイス部分であればのけぞり無しで受けられる。 また、通常の攻撃もガードできるものばかりであるため、ガードポイントを狙わなくても ガードすることが非常に安定する。 回転攻撃など、立ち位置によってはほぼ確定でくらってしまうような攻撃も、予備動作が大きいため 斧状態からでもガードポイントを駆使してガード可能。 操虫棍 頭から赤エキス、前足・後ろ足から白エキス、尻尾から黄色エキスが取れる。 突進を多用するため、赤エキスを摂りやすく、相性はよいほう。全体的にエキスが集めやすい。 振り向きなどで足に当たると転ばされる為、3色をすばやく集めて後ろ足を狙うのが無難。非怒り時は振り向きにあわせて頭に一撃→離脱というやり方もできる。 乗り攻撃を仕掛けるチャンスは多いが、乗り攻撃後の反撃が怖いため、油断は禁物。 特に、ジャンプした直後に回転攻撃をされると避けるのが難しい。 なお、乗った際に非常に激しく暴れるため、エリア出入り口付近で乗るのは厳禁。乗ったままエリアチェンジさせられる。 ここに文字を入力**ガンナー エリアにより相性が大きく変わる。安全に戦うには、広くて平坦なエリアで戦うように心掛けよう。 段差が多く狭いエリアではあっという間に壁際に追い込まれ、ハメ殺されることもしばしば.(ハメ殺しも可) 乗りや罠・閃光玉も考慮に入れよう。 ライトボウガン ヘビィボウガン 突進や飛び付きにより一瞬で距離を詰められるので、行動を覚えるまでは苦労させられるモンスター。 横に広く肉質も硬く無いので、通常・貫通・電撃弾を頭や腕に当てていくとよい。 回避距離&性能を発動させることで大分楽になる。 弓 コメント 振り向きに攻撃を合わせようとして,真後ろから近づいたら危ないってのは全部の武器に言えるかな? 合わせに行くなら真横ぐらいからでないと,振り向き突進喰らう -- (名無しさん) 2013-10-16 13 28 12 ランスのガード2と強走があれば相性が良いのは毎作のことだけど、突進ジャンプができるから今作はさらに相性が良いように感じた。 ティガが突進してる時に、後ろから突進で追いかけると尻尾に継続にダメージを与えられる。 また正面から爆破or弱点槍で突くと、怯みで後ろに下がる→突進で追撃→さらに怯みでさがる、で延々と攻撃できることがある。 -- (名無しさん) 2013-10-22 08 25 38 突進が一部のオブジェクトにあたると口が引っかかってしばらく動けない&落し物をする 原生林エリア5の石柱で確認 -- (名無しさん) 2013-10-24 23 54 14 突進状態からのムーンウォークを確認。 後ろ向きに進んでいるのに前に飛ばされます。 -- (名無しさん) 2013-10-25 18 11 05 ↑2 過去作では高さは関係なく、どんな段差でも発生した。今作ではティガが乗り越えられる段差だと、そのまま突進で踏破してしまうのでごく一部のマップでしか狙えない。 ↑ 突進最後をキャンセルして、別の行動をとる後退のことかな?さらにそれに巻き込まれたら、ティガは下がってるのに自分はティガが向いてる方向に吹っ飛んだっていいたいのかね。 -- (名無しさん) 2013-10-25 20 58 38 ↑キャンセルではなく突進状態のまま縦横無尽に動き始めるってことですねー。 地形的な問題なのかなんなのか、前進動作のままバックしてくるので怖すぎます。 -- (名無しさん) 2013-10-26 22 49 43 ガンランスですが、突進後の攻撃にはガード性能は1でも十分に思います。 のけぞりはありません。 -- (名無しさん) 2013-11-13 01 50 18 ↑その通りだな 至近距離の咆哮と回転はガ性2でも削られ、 ガ性1ではノックバックありだがガ性2でノックバック無しになる攻撃はスライディングからの回転攻撃のみ ガ性1で十分 -- (名無しさん) 2013-11-21 23 48 45 操虫棍でやってたので、大剣でやってみよう~と、思いました!! -- (名無し) 2022-11-30 20 35 18 名前 コメント すべてのコメントを見る ※ここはボスの攻略情報を載せるページです。基本能力や剥ぎ取り情報に関するコメントはこちらに→基本情報 ※攻略を記入する場合、~の装備なら楽勝などのコメントは参考になりませんので具体的な方法がある場合のみ書いて下さい。 ※コメント欄は質問や雑談をするところではありません。質問や雑談は掲示板で。不要なコメントは随時削除します。
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夜風が頬を叩く。撫でるなどという優しい事はしてくれない。 秋ならば、寺の小坊主が泣きを見る程に枯れ葉が飛び散っていただろう。 私の顔に吹き付けて来るのは桜。だが、春だからでは無い。 夏であろうが冬であろうが、この国に桜が絶える事は無い。 両肩と右手に持つ太刀で風を切り、見知った道を歩いていく。 幼い頃、今の自分の半分ほどの背丈も無かった頃より、歩き慣れた道。 だが、その頃と違うのは、己の身の丈だけでは無い。 時が流れれば人も街も変わる。或る家は無くなり、或る家が立ち、木が倒され、木が育ち。 これは、成長とは言わないのだろうが。 灯りなどは、持ち歩く事は無かった。 月明かりを抜き身の刃に移し、闇夜に目を光らせる。 息を殺し耳を澄ませ、何かが動く音を拾い上げる。 それは大抵は木々が風で揺れる音で、時々は獣の走る音で。 或いは、市中を見て回る同輩の足音。 そしてまた或いは、 「…来たか」 断末魔の悲鳴、だった。 両膝と両肩にそれぞれ一本ずつ、四本の短刀。 左肩から入り心臓にまで達する大きな刀傷。 切り開かれた腹部、圧し折られ掻き出され、組み上げられた肋骨。 そして、肋骨の上に供物の如く鎮座する、切断された頭部。 「…間違い無い、かと。手口も同じです」 夜の闇に慣れた目は、提灯の助けを借りずに検死を終える。 「…ええ、私は誰も見ませんでした。貴方は?」 上役―――職務には忠実、五尺と背は低いが肝も太いし腕も立つ。だが、どうもいけ好かない男―――の問いに答える。 答えるまでも無かったかもしれない。向こうも、この答えは予想していたようだ。 私より数分ばかり先にここについた、何も見ていない。なら、私が何かを見た可能性は低い。 理詰めですぐに結論を出しながら、私に敢えて尋ねる。職務に忠実、良い事では有る。 死体は自然に生まれる事もある。だが、死体が自然に破壊される事は無い。 ならば、この死体の現状を演出した何者かは必ず存在する筈であり、それは今此処には居ない。 悲鳴を聞きつけてすぐに上役が駆け付け、そして上役も私も、演出家の姿を見ていない。 また、だ。またなのだ。 櫻の国東部、小さな街「桜山」。その月に入って四人目の、犠牲者だった。 「桜山」。街の名であり、街を見下ろす小さな山の名でもある。 一時間ほど歩けば港街、そこから大陸へ渡る事が出来る。 街道も整備されており交通の便は良い。季節によってはそれなりの数の旅人も訪れる。 名士と呼ばれる類の人間は居ない。我々役人も嫌われていない。非常に住み良い土地だと、少なくとも私は感じている。 いや、私「だけは」感じている、なのだろうか?同輩たちは、この街に然程の執着は無いように見受けられる。 八代の血が染み込んだ土、私には良く馴染むのだが。 そこまで多くの桜が有る訳ではない。だが、この街の人間は、総じて桜を好む。 尤も、この国に生まれて桜を嫌う者も少ないだろう。常に隣にある物は、嫌う事も難しい。 道端の桜の枝を折り取る。「桜切る馬鹿」と言われようが、面の皮の厚さには自信が有る。 屋敷の庭の、池とは名ばかりの水溜りに顔を映す。徹夜明けとは言え隈なども無い、我ながら健康的な顔だ。 心の内はこの顔ほどには晴れ渡っていない、水面に映る空とは、比べ物にすらならない。 だが、そのような事は、今はどうでも良かった。腹の虫を黙らせる、それが何よりの優先事項だった。 あの屍を見た後では有るが、やはり腹は減るものだ。 『あなた、お帰りなさいませ。少し膝を折って頂けませんか?』 不意に背後から声をかけられ、小さな手が背中に置かれる。 言葉に従い、膝を折って姿勢を低くすると、 『だーれだ?』 背中に置かれていた手が、私の両目を覆う。 「分からん筈が有るまい?」 成程、六尺六寸の私の背では、小柄な妻の手は届かない。だが、他にやりようも有るだろうに。 わざわざしゃがむ様に頼み込んだ妻の行動に、思わず頬を緩めて振り向き、妻を高々と抱え上げてやる。 子供のような笑顔を見せる妻と、視線を合わせる。 『お疲れ様です。今日はこちらでお休みになれるのですか?』 「ああ、流石に四日も続けて詰め所は嫌になる。お前の顔も見たい、屋敷の飯も喰らいたい 煎餅のような布団での一人寝はやはり寂しいのでな」 そのまま耳を妻の腹に当て、赤子の心音を聞く。後三月程で生まれる予定、心音は力強い。 頬骨を蹴られて仰け反りそうになり、左足を一歩下げて支えにする。 その間に、妻は私の手からすり抜けて縁側へと歩いていく。 『今日も良いお天気ですね…この強風さえなければ。春だから仕方が無いとはいえ…』 「全く、この強風ではお前は吹き飛ばされかねんな。重りを載せておかねばならんか」 『あら、私も何時までも子供だと思っていませんか?あの頃とは身長も体重も随分違うのですよ?』 あの頃、この表現では、それが何時の事かを絞り込むのは難しい。 だが、私達の日常の会話とこれまでの経歴、それらを合わせて考えれば、おそらく六年前の事を指すのだろう。 六年前、私は十八、妻は十。家に決められた婚姻だった。 互いに憎からず思う…などという都合の良い事は無く、だが、仲が悪い訳でも無い。 そもそも年齢が年齢だ。私が兄、妻は妹。それ以外の接し方など分からなかった。 婚姻の儀が終わり、妻と共に庭を歩いていた。その時も、今日のように強風が吹いていた。 何枚も着せられた着物は、船の帆の如く風を受け、妻の体勢を崩して池に落とそうとした。 水に触れる一歩前に私が引き上げ、着物の裾を私が踏みつけて、重りの代わりとしたものだった。 『…昨夜も、事件が有ったそうですね。近所の方から聞きました』 「あまり聞かせたくは無い話だが…そうだ。これで何人目だ?」 『冬から数えて九人目、ですね…』 「九人…」 一二月、一人。一月、一人。二月、二人、三月、一人。今月、四人。 改めて、この犠牲者の人数に。そして、今月の異常さに驚かされる。 年の明ける前より始まった、この一連の事件。それは、今月に入り急激に加速していた。 『あの、本当なんですか?その…死体から、血が抜き取られているというのは』 「なんだ、その根も葉もない話は?確かに出血は激しいが、抜き取られているという事は無い …噂話も良いが、話題を選べ。重ねて言うが、お前にも腹の赤子にも、聞かせたくはない」 『すいません…近頃は、この話以外に話題も無くて…』 夜間の外出を控える旨は街に通達されている。日中も、可能な限り集団で行動するようにと。 自由に動けなければ、心に余裕が無ければ、何かを楽しむ事も出来ない。主婦の噂話すら、やがては尽きてしまう。 だが、この話ばかりしているというのもあまり良いとは思えない。尾ひれが付いているなら尚更だ。 無関係とは言わない、誰一人狙われない保証も無いのだから。然りとて、積極的に係わって行って欲しくは無い。 「後三月…体をいたわれ、不快な話は耳に入れるな。大事な体だろう? 外の事は私に任せろ。私が、どうにかして見せる。それよりも、だ 昨夜から何も口にしていないので、腹の虫が催促をしている。何か用意してくれんか? 外の事なら大体は出来るが、炊事洗濯までは引きうけている余裕が無いのだ」 『はいはい、久しぶりですから腕によりをかけて…健康に良い野菜尽くしでも準備しましょうか?』 野菜は嫌いなのだが、とは口にするまでも無い。分かってやっているに決まっている。 悪意が有る訳では無いから、対処に困る。 結局、醤油と味噌で舌を騙しつつ、白米で流し込んだ。 昼寝を叩き起こされて些か不機嫌な状態のまま、詰め所へと向かう。 日光を吸った柔らかい布団は、結局今夜も楽しむ事が出来ないらしい。 太刀の鞘を左手で掴み、右手は柄に伸ばし、道に積もる砂埃を蹴散らして歩く。 職務に忠実な上役殿が、片足を地面にパタパタ打ちつけながら待っていた。 私はお前とは違って家庭も有れば屋敷も遠いのだ、と、言ってやりたいが我慢する。 「…今月で五人目?まさか…」 まさか、この白昼に?耳を疑う。 悲鳴を聞き付けたのは、今年任官したばかりの小役人。市中の見回り程度の職務しか無い男。 其処へ辿り着いた時は、丁度演出の最中だったらしい。 切り落とした頭部を肋骨の上へ、最後の一段落。そこを、発見したというのだ。 更に今回はもう一つ、これまでと違う点が有る。 死体は、見回りの男の同僚。つまり、武装した役人だという事だ。 「ならば…」 そう、演出家の姿を、白昼に見た、と言う事になる。 これまで誰も見る事が無かった、一連の事件の犯人の姿を、だ。 何故犯人はそのような失態をしでかしたのか?何故、白昼堂々と犯行に及んだか? 私には、犯人の心のうちは分からない。分かる気にならない。 最も、分かってしまえばそれは不愉快な事だろう。 上役の足が、規則的に地面を叩き続ける。 狭い詰め所、建物の中に詰め込む事は出来なかったのか、庭でだが。 この街の役人全てが集められ、そこで、犯人の特徴が告げられていく。 服装、頭から足までを覆う白い布。厚手の布らしく、その下に何を着ているかは見えない。 得物、刀二振り。一振りは手に、一振りは腰に。 死体に突き刺さる短刀、これは何時もの事。数える必要は無いかもしれないが、記載する。 腕前、死体の傷跡を見る限り、また、傷を負っていなかった事を鑑みるに、かなりのもの。 太刀筋からは、正式な剣術を学んだ者で有ると容易に推測できる。 体格、小柄。これだけでも随分と探す範囲を絞る事が出来る。 見回りの男も然程体格は良くない、身の丈は五尺と六寸程。それが小柄と言ったからには、少なくともそれよりは低い。 そして、何よりの特徴。 顔を隠す目的か、はたまた何か意味が有るのか、夜叉を象った面。 身に付けた者の狂気を―――犯人が狂人であると仮定するなら―――具現化したような、怖気の起こる面。 夜叉面の辻斬りか、上役がぽつりと漏らす。何か心当たりが有る訳でも無いようだが。 だが、こうして言葉に表すだけで、随分と正体に近づけたような錯覚が起こる。 いや、実際に相当に近づけたのだ。 刀を二振り揃えられる者で、成人男性と比べれば小柄な者。そして、ある程度以上の技量の者。 疑うべき相手は随分と減った。ならば、虱潰しに調べる事も、出来なくは無い。 そこでふと、今まで気にかけていなかった事に突きあたる。 集まった役人の中で、私一人だけが、脇差を刺していなかった。 皆、二振りを腰に差している。 この街に剣術の道場は一つ、だが、隣街にも道場は有り、然程困る事は無い。 そもそも、この街の道場は人を選ぶ。門下生は決して多くは無い。 その数少ない門下生の一人が私であり、私は二十で師範代と認められた。 剣の腕にはそれなり以上の自身が有る。辻斬り程度に後れを取るつもりはない。 だが、辻斬りの腕前がどれほどか、まだ正確には分からない。 いや、今はこれは雑念の内。振り払ってしまおう。 道場の中心で、木刀の素振りを繰り返す。 ここ数日、夜叉面の辻斬りは現れていない。街は、平和では無いが静かだった。 刀は手入れをしなければ錆びるように、腕も振るわねば錆びつく。 錆びつかせぬために行うのが鍛錬、文にする意味も無い程に当然の事だ。 だが、常に同じ相手と同じ鍛錬をしていては、そのうち鍛錬そのものに慣れてしまう。 手段では有るが目的では無い。それに慣れてしまっては本末転倒と言うものだろう。 だから、時折は種類の違う風を吹かせる。 つい先ほど話に出た隣街の道場との、親善試合。 人数が合わぬために双方五人ずつの勝ち抜き戦を行う事になる。 今日は、その為に朝からこうしている。 前回は私達が出向いて、今回は向こうが訪ねて来る。 尤も、この街に住む者も多いため、然程の時間はかからず到着する様だが。 真っ先に到着したのは上役殿。職務から離れて尚、真面目な事だ。 隣街の道場の大将を務めるのもこの男、負ける気はしないが、容易く勝てる気もしない。 小柄ではあるが、猿のように敏捷な男だ。 暫くして、残りの面子が集団で現れる。皆、木刀一本を手にしているだけだ。 私達の流儀は木刀、この道場で試合を行う以上、それに従ってもらう事となる。 寸止めの技量も上がると考えれば悪くは無いと、上役殿は常に前向きなご様子。 他の者達まで、そう前向きで居られるかどうかは別の問題だ。 こちらは既に揃っている。木刀一振りを手に、礼は交わさず、すぐさま試合に入る。 一人、二人と、こちらの先鋒が立て続けに抜く。やはり慣れぬ流儀ではやり辛いのだろうか。 だが、動き続ければ当然疲労も溜まる。三人目は抜けず、次。 相手方の動きは悪くは無い。が、こちらもどうやら調子が良いらしい。三人目は危なげなしに終わる。 四人目、やはり手強い。こちらも二人でどうにか倒し、最初の優位性は殆ど無くなっている。 私が出る事は無いかも知れないと思っていたが、やはりそう甘い話は無い。 こちらの四人目と敵の大将、つまりは上役殿との試合。速かった。 開始の合図と同時の、音もたてぬ踏み込みからの振り下ろし。 止めなければ左の鎖骨が砕けていた、真剣ならば心臓にまで達していただろう。 頭に浮かぶのは、仕事中に良く見るあの光景。よく見るようになった、と訂正しようか。 対峙、視線が急角度で交錯する。一尺六寸の身の丈の差、腕の長さも違う。 それは、向こうも十分に理解している筈。優位性は有る。だが、決定的な物にはならない。 合図、上役殿の小柄な体が、弾かれたように飛び出してくる。迎撃、真っ直ぐに、ただ速く振り下ろす。 懐に潜り込まれる一息前に相手の木刀を抑え、鍔迫り合いに持ち込む。 力と力で押し合うなら、そもそも勝負にはならない。一呼吸も、向こうは耐えられないだろう。 それを向こうも知っている、するりと身をかわし、喉元を狙って突きを放ってくる。 左足で体を右に押し出し、突きを首の横に素通りさせる。 ここから振り下ろされれば肩を砕かれる、ならば、逆に振り上げて腕を砕いてやろう。 上役殿の手首目掛けて、左手一本で持った木刀を振り上げる。 木刀の柄で受けられる。 「…見事」 感嘆と称賛の声が口から零れる。だが、既に試合は終わっている。 力任せの一撃を受けた相手の木刀は、天井にぶつかり鈍い音を立てた。 両手で自分の木刀を持ち直し、切っ先を喉元へ突き付ける。 真剣でこの試合を行えば、また結果は変わるのだろう。互いに、木刀だからこそ出来る事もある。 互いに、相手を殺そうとしない剣を振るう。平和で良い事だ。 少なくとも、今日は死人は増えなかった。 夕飯時。今日は試合が有った為、門下生達は当番を免除されている。 門下生の家人が、代わりに料理を持ち寄ってくれているが、それだけではやはり足りない。 それならどうするのかと言うと、至って単純な手を使う。 『御夕飯の時間ですよー』 茶碗に炊きあがった飯を盛る妻。その後ろには、風呂釜にもなりそうな大鍋が二つ。 白米と味噌汁が有れば夕餉には十分…とはいえ、これは極端な例だとは思うが。 私を筆頭に門下生は大食らい揃い、ましてや試合の後である。 この程度は訳も無い。 「ふむ、これだけの量を纏めて作るというのも楽な事では有るまい?あまりそうくるくると動きまわるな」 『あら、お料理は要領、慣れてしまえばそんなに疲れませんよ。それよりあなた、もっと沢山食べてください ちょっと張り切り過ぎちゃって、何時もより多めにしてしまいましたから 皆さんも、まだまだおかわり有りますからね』 やはり風は強いが、上昇した体温を無くしてしまうほどではない。 皆それぞれに、食べては盛りつけ食べては盛りつけ、大鍋の中身を減らしていく。 「しかし、上役殿は強かったな。何時もの事だが」 『そうですね。あんなに小柄ですのに…顔を隠せば、本当に女性と区別がつかないのでは?』 「それは…流石に無理が有るだろう。男と女の骨格は違う。どうしても、違和感は出るものだ …と、まあそれはどうでも良い。強かったな、と思っただけだ」 結果だけを見れば圧勝なのだろうが、あの振り上げを止められるとは思っていなかった。 勝ちに傷を付けられたような気がして、どうしてもその点だけがすっきりとしない。 あれだけの腕前の者は、この街どころか近隣の街を探してもそうはいないだろう。 それは分かっているのだが、こればかりはどうにもならない。 「…気にするまい」 気付けば、大鍋は見事に空になっていた。 十分に眠れると思い布団に入り、暫く眠り、 詰め所の者が来たと、妻に叩き起こされた。 「今月で六人目、合計で十一人目…」 手口は何一つ変わらない。ただ、同じような死体が増えるばかり。 検分には時間がかからない。一目見ただけで、もう全て判断出来る。 目撃者は無し、悲鳴を聞いた者も無し。尤も、今更目撃者を探す必要も無し。 探すべきは、夜叉面の辻斬りただ一人。 「…このままでは、どこまでも増え続けるでしょうな」 分かっている、上役は答える。放置していれば、何処までも。 だから止めようとしているのだと、改めて繰り返される。 「外出禁止令」 限度が有る、現状以上には無理だ。 町人の生活の基盤を崩すような命令を出す事は出来ない。 「見回りの増員」 人手が足りない。末端の役人だけでは何処にも足りない。 数人組での行動体勢を取りやめてしまえば、被害が増えるばかりだ。 「なら、私が出ます、暫くは。貴方は詰め所で座って居てくだされば結構 早々に片付けて休暇を頂きます…盗人の真似事をしますが、お構いなきよう」 余りおかしな事はしないように、と言われた。 私も出る、と付け加えられたが、それは丁重にお断りする。 外を動く人間は少ない方が良い。余り多ければ、目を向け切れない。 数分程の問答の末、上役の許可を取りつけた。 夜。普段とは違い、黒だけで構成された着物に着替える。 持つのは刀一振り、ただそれだけ。 詰め所を出て、暗い道を走りだす。 目に映った一本の桜の木、その幹を蹴りつけ、手近な塀に飛び乗る。 塀から高い位置の枝へ、枝から別な家の屋根へ。 そして、屋根から屋根へ、跳び移る。 人は本能的に夜の闇を恐れる。だが、あの辻斬りはどうなのだろう? あの辻斬りも、闇を恐れるのだろうか?闇を恐れて光を持ち歩くのだろうか? 私には、そうは思えない。闇を恐れる程度の人間が、人間を斬り殺せるとは考えていない。 何故そう判断するかと問われれば、私自身がそうだからとしか答えられないのだが。 夜風に乗る桜の香り、家々の薄明かり、どちらも見慣れた物であり、 その中で静けさだけが、平常から離れて行くこの街を象徴するかのように際立つ。 この静けさは知らない。私の知る街には、このような静けさは無い。 夜だから?こちらは違うと断言しよう。 元凶は断たねばならない。 然程の時間は掛からなかった。音が、臭いが、流れて来る。 辻斬りが作った静寂は、重量の有る物が倒れる音を遠くまで届け。 桜の香りが血の臭いを薄めるも、これは違える事も無く。 唯一の誤算と言えば、察知した時には既にそれは近くに居た、という事だろうか。 民家から通りを見下ろし それと、目が合った。 面の下の目と、目が合った。 《…………………………ハハ》 乾いた、そして渇いた嗤い。まだまだ血を飲み足りないと、渇きを訴えかけるような嗤い声。 表情こそ見えないが、おそらくは狂気に微笑んでいるのだろう。 成程、小柄だ。あれだけ小柄な者なら、確かに印象に残る。 腰に差した刀も、手に持つもう一振りも、何れも身の丈に釣り合わぬ長さだが。 被っている布は、報告に有った物とは違い、赤い。 いや、訂正する。報告に有った物と同じなのだろうが、今は赤くなっている。 近くに倒れているのは、見回り任務を行っていたと思われる下級役人。 左肩から心臓に欠けてを割られ、肩と膝に短刀を突き刺され。 おそらくは、これから解体に掛かる所だったのだろう、腹が切り開かれている。 屋根から飛び降り、腰の刀を抜く。両手で柄を固く握りしめ、正眼に構える。 足の裏を地に張り付けるように、摺り足で前へ前へと進む。 事此処に及んで、あの辻斬りが逃げ出す筈は無い。 保障は無いが、この場に居合わせれば、空気がそう告げていた事を理解出来ただろう。 相手の刀の刃を見る。私の使っている物とほぼ同じ、野太刀に近い長さが有る。 なら、腕の長さで優る私が、先手を奪える。 互いの前足の間隔は二間、ここで立ち止まり、深く息を吸い込む。 一度動き出せば、後は終わりまで動き続けるだけ。 右肩を狙っての突き、横へ一歩回避される。 低姿勢から、左膝を狙っての突き、右脚を軸に身体を反転させて回避する。 一瞬だけ姿勢が流れた、そこを狙っての左爪先蹴り、後方への跳躍によって回避される。 左足からの、体重移動を駆使しての急加速を加えての踏み込み。追いついた。 一太刀で仕留めんと、胴体を横に薙ぐように切りつける。 振り切った刀の峰に、辻斬りは片脚で立っていた。 その足だけで後方に飛び、間合いをまた離される。 尋常では無く、手強い。これ程の相手と戦える機会もそうは無い。 仕事など気にせず、何時までも斬り合いたくなる。 そんな感情の叫びを理性で制し、太刀を大上段に構える。 突然、辻斬りが、腹を押さえて蹲る。 好機、右足から大きく踏み込み、 「かああああああああっ!!」 その頭目掛け、太刀を振り下ろし、 ふと、或る事に気付く。 強引に太刀の軌道を捻じ曲げ、ギリギリの所で辻斬りから軌道を外し、切っ先で地面を穿つ。 そうだ、何故、私はこの事に気が付かなかったのだろう。 最初から、容疑者は限られていた。その中で考えるなら。 この答えなど、もっと早くも出ていてもおかしくは無かった。 《……………フフフフ…………蹴られてしまいました。 やっぱり喧嘩はいけませんよ。そうでしょう?怒ってますよ?》 夜叉面を捨てた辻斬りが、腹から手を離し立ち上がる。 首を仰け反らせて夜空を仰ぎ、口元を押さえて小さく笑い。 やがて、私の元へと歩み寄り始める。 《今夜も、お仕事ご苦労様です………》 ああ、見紛う事など有る筈も無い。 身の丈も、剣の腕も、太刀二振りを持てる環境も。 全て、完全に一致している。 最初に疑うべきだった、目が眩んでいたとしか言う他は無い。 『そろそろ帰りましょうか、あなた』 面の下から現れたのは、返り血を浴びて尚、艶然と微笑んでいたのは。 見る者を惹き付けつつ、本能の嫌悪を呼び起こす、この狂った嗤いを浮かべているのは。 私の妻の顔だった。 不意に耳に入る、誰かの足音。 走ってくるのは誰か?闇に慣れた目を細める。 一人だけ、大勢を連れてきている訳ではない。 無言で面を指さすと、妻はそれを拾い上げて被り直す。 刀を抜きつつ駆けて来るのは、上役殿。 なにやら私を指さして叫んでいらっしゃる、が。 その内容は、私には届いていない。 上役殿は、背が低い。 上役殿は、腕が立つ。 当然ながらの二本差し。 ああ、丁度良いではないか。 左足を、地を滑るように一歩踏み込み、顔の横で両手を合わせるように、太刀を高く構え、 目を見開いた上役殿の頭上へ、真っ直ぐに太刀を振り下ろす。 道場では、然程の差も無い。だが、此処は、制限の中で勝敗を競う場では無い。 頭部を二つに割られて、声も無く上役殿は崩れ落ちた。 桜山を騒がせた辻斬り騒動から、早三カ月。 身近で起こった血なまぐさい事件は、未だ街の人々の生活に尾を引いていた。 それでも、夜の外出は安全になり、屋台や酒屋は干からびずに済んでいる。 恐怖は心の中に残っていようが、腹が減るのは止められない。 役所は毎日が大騒ぎだ。 上役殿が辻斬りの正体だった、これが知れ渡った時の動揺は、尋常ではなかった。 何故あの人が、という声は少なかった。むしろ、動揺の元凶は、 「…この量は厄介だな。ふむ…」 山と積まれた捜査書類。 応酬していた証拠品などの返却や、方々への報告。 さらには殉職した者の家族への手当や、捜査に携わった者の功績の評価など。 それを、皆で分割して引き受けなければ無くなったからだ。 こうして考えてみると、改めて上役殿の優秀さが分かる。 まあ、過ぎた事。仕方が無いだろう。 昼過ぎに屋敷に戻り、縁側に腰掛ける。 パタパタと足音が聞こえて来る。 「今、帰ったぞ。どうだ?調子は」 『お帰りなさいませ。ええ、随分と身体は軽くなりました。 ですけど、合計の重量は結局変わらないんですよね』 「まあ、合計が軽くなってたら驚く。むしろ、日に日に重くなるだろう?」 数日前に生まれた赤ん坊を抱いて、妻が隣に座る。 私の家では何代ぶりか、おそらくは初めてであろう、女の長子。 まだ、どちらに似ているとも判断出来ない顔。だが、先の予測は難しくは無い。 「ふむ、良く寝ている…どれどれ」 『あら、寝てても物は掴むのですね……ふふ、可愛らしいこと』 赤ん坊の手に指を近づけると、予想以上の力で握られる。 親馬鹿扱いされても良い、気が早いと笑われても良い。 断言しよう、この娘は、きっと強くなる。 「ところで、名前をどうする?ずっと〝赤ん坊〟と呼ぶ訳にも行くまいが。 女なのだから、名前を取るとしたらお前からだが… 一文字目は、お前の家で継ぐ文字。すると、もう一つの方か?」 『ええ、今日の朝方に決めました。私の名前から一文字取って、ね。 この子の名前は〝綾菊〟』 「綾菊か…………良い名前だ、と私は思う」 街がどうあれ、我が家は平和だ。私は健康で、妻は美しく、娘には未来が有る。 娘はこの街で育ち、やがては世界を自分の足で巡るのだろう。 その後、どうするかは分からない。だが。 私は、この街に戻って来た。私の父も、その父も、そうだった。 島津の家は、この街に根付いた家。何処にいようと、此処に引き寄せられる。 この、桜山に。 魔物に魅入られたかの如く。 或いは、桜とは本当に魔物なのかも知れないが。 季節を間違えた花を、狂い咲きというのなら。 ならばこの国の桜は、全て狂っているのだろうか? 年中、休む事無く咲き続ける、この国の桜は? いや 狂っていても、良いではないか。 桜の花に魅入られて、どうして狂わずに居られようか。 花弁より美しい刃に魅入られて、どうして狂わずに居られようか。 血の華をその身に咲かせ、どうして狂わずに居られようか。 菩薩の顔の裏に夜叉の面を隠す、母の如く。 実直な能吏の顔の裏に鬼の面を隠す、父の如く。 お前も狂え、綾菊。 散らぬ桜の如く、狂って狂って咲き誇れ。 七月二十八日、桜は未だに狂い咲きを続けている。
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昨日 - 今日 - 合計 - カテゴリ 土地神 宿り蛹 暴走 無所属 登場人物 神 神族 登場 34巻5話(333話)「宿り蛹」 退場 34巻5話(333話)「宿り蛹」 所属 無所属 種族 神族・神 性別 不明 年齢 不明 出身 不明 血縁者 なし 職業 土地神 想い人 なし 装備 なし CV なし 分類 原作/アニメ 【概要】 お狐様(きつねさま)は、とある村で妖怪・宿り蛹に取り憑かれていた三尾の狐の神である。本来は社に祀られ土地神として村を守っている狐神だが、宿り蛹に取り憑かれた事で邪気を帯び、村を荒らしてしまっていた。神殺しは禁忌であるため、村人たちはお狐様を退治する事ができず、犬夜叉一行にお狐様を鎮めてくれるよう依頼した。 外見的には狐の妖怪と大差がない為、犬夜叉はお狐様を引き裂いて退治しようとしたが、弥勒と珊瑚は即座に神である事を見抜き、退治しようとする犬夜叉を制止した。物語序盤は弥勒と珊瑚が精霊である偽水神を「妖怪ではない何か」としか認識できていなかったが、この時点で二人は神を認識するまでに成長している。 || 【能力】 お狐様は三尾の狐であり、神としての格は比較的下級である。宿り蛹に取り憑かれて暴走するなど、能力的にも小妖怪に近い。しかし、仮にも神であるため並大抵の破魔の力といった浄化の力は効果がない。弥勒はそれを利用して、破魔札で狐神を攻撃する事で、宿り蛹だけを退治する事でお狐様の暴走を食い止めた。 コメント 名前 コメント
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昨日 - 今日 - 合計 - カテゴリ 『半妖の夜叉姫』 アニメオリジナル 【概要】 爆星剣(ばくせいけん)とは、アニメオリジナル作品『半妖の夜叉姫』に登場する太刀である。惑星を破壊する力を持つ「最強の二剣」の一つであり、使いこなせば惑星を爆砕できるほどの力を秘めている。現在の所有者は麒麟丸。日暮 とわの所有する斬星剣と対を成す存在。太古の昔、星の神・天津甕星(あまつ みかぼし)によって地球にもたらされた流星の正体がこの剣であった。殺生丸の爆砕牙すら恐るるに足らない究極の武器であり、唯一比肩するのは対となる斬星剣以外には存在しない。 淡紅色のオーラをまとっており、爆星剣を振るう事で、空間を切り裂き万物を爆砕する爆砕槍破を使う事ができる。その威力は爆砕牙をも凌駕する。爆砕槍破をさらに上回る黒いエネルギー弾を放つ技も存在する。その技こそが麒麟丸の真の奥義であり、爆砕槍破すら麒麟丸にとっては初心者用の技に過ぎない。 最強の二剣はそれぞれ鉄砕牙と爆砕牙の上位互換として設定された。「敵を斬る刀」である鉄砕牙の上位互換が斬星剣、「敵を爆砕する刀」である爆砕牙の上位互換が爆星剣である。斬星剣が爆星剣よりも上位となっているのも、原作において最終的に鉄砕牙が爆砕牙よりも上位に位置している事を示している。なお、犬夜叉 劇場版第四作「紅蓮の蓬莱島」において、同じく最強の二剣の名を冠する風刃牙と雷刃牙が登場しているが関連性は無い。 コメント 名前 コメント
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昨日 - 今日 - 合計 - カテゴリ 20代 七人隊 人間 作中で死亡 凶骨 四魂のかけらの所有者 奈落一派 復活者 東国 死人 煉骨 男 登場人物 睡骨 蛇骨 蛮骨 過去の人物 銀骨 霧骨 へへへ、アテが外れたな…俺達はこんなことじゃ死なねえんだよ。 登場 24巻7話「凶骨」 退場 28巻3話「鼓動」 所属 奈落一派(七人隊) 種族 人間 性別 男 年齢 20歳 出身 東国 職業 傭兵 血縁者 なし 想い人 犬夜叉 装備 蛇骨刀、四魂のかけら CV 折笠 愛 分類 原作/アニメ 【概要】 蛇骨(じゃこつ)は、十数年前に東国で活躍した人間の傭兵である。当時、戦国最強を謳われた傭兵部隊・七人隊に所属していた。七人隊内の序列は第4位。七人隊の切り込み隊長を自負しており、特殊な仕込み刀「蛇骨刀」によって戦線を切り開く。接近戦の達人である睡骨とは戦術面では相性が良く、彼と共に七人隊において先陣を担当していた。 蛇骨は恋愛対象が男性であり、主に自分と同年代に近い美男子を好んでいた。蛇骨は犬夜叉や弥勒を色っぽいと感じ強い興味を抱いたが、鋼牙と殺生丸は色男と感じつつも趣味に合わないと拒絶した。作中では蛇骨自身が「可愛げがある奴が好み」と語っているが、公式ガイドブック「奥義皆伝」には殺生丸はその冷酷な態度が、鋼牙は野性的なスタイルがそれぞれ好みから外れていたと記述されている。作者の高橋留美子は、「蛇骨なりに人を見る目があった」とコメントしており、蛇骨は初対面で相手の人格的欠損を見極める眼力を持っていた事を明かしている。 彼は女物の着物を着用しており、着物の裾を腰帯で止める事で片足を露出させていた。また、髪には簪を装着し、口には紅を指し、髪の毛が非常に艶やかだった。これらの特徴は本来は女性として登場させる予定だったからだと作者が明かしている。人間の女性としてデザインされた蛇骨だったが、犬夜叉が人間の女の子を斬るという構図に疑問を抱いた作者は、蛇骨の性別だけを男性に変更して現在の姿になった。筋肉質な体格で描かれているが、高橋からは「華奢な体格」とコメントされている。 蛇骨は極めて強い加虐癖の持ち主でこと戦闘となれば相手を嬲り殺す事に戸惑いがなかった。しかし、蛇骨は平常時には戦闘時の狂気は鳴りを潜め、快活な性格になった。彼は他の七人隊メンバーとも明るく会話し、特に七人隊の兄貴分である蛮骨と煉骨を慕っていた。七人隊は首領である蛮骨を「大兄貴」、副将である煉骨を「兄貴」と明確に呼び分けていたが、蛇骨だけは蛮骨と煉骨の両方を「兄貴」と呼んでいた。蛇骨にとって重要なのは自分の兄貴分が蛮骨と煉骨である、という単純な上下関係だった。そのため、蛇骨は二人の兄貴分を区別して呼び分けるといった行動を滅多に取らなかった。蛇骨は奔放な性格であり、単独行動をする事も多かったがその行動に他意はなく、珍しい武器を拾って煉骨に届けるのも蛇骨である事が多かった。蛇骨は感情の起伏が激しく、話題が次々に変化しては煉骨に軌道修正をされていた。しかしその分、裏表のない性格でもあり打算のない行動によって蛮骨からも信頼されていた。 蛇骨は四魂のかけらに執着がなく、自分が手に入れた四魂のかけらを自ら蛮骨に渡している。しかし、それはあくまで蛇骨が個人的に蛮骨が欲している四魂のかけらを渡したに過ぎなかった。蛇骨は、蛮骨が考えていた七人隊が手に入れた四魂のかけらは全て蛮骨に所有権がある、という考えまでは持っていなかった。事実、蛇骨は霧骨が犬夜叉達から四魂のかけらを奪う事ができれば、その四魂のかけらの所有権は霧骨にあると考えていた。 【アニメ】 『犬夜叉 TVアニメ』退場回である第120話に「さよなら蛇骨の鎮魂歌」というサブタイトルが採用されるなど、比較的優遇されている。ただし、サブタイトルに反して鎮魂歌要素はない。同じ回で煉骨と白心上人も退場する為、一人だけサブタイトルになっている蛇骨の厚待遇が際立っている。 殺生丸に対する評価が原作と異なる。原作における蛇骨の殺生丸評は「色男だが、好みじゃない。」である。しかし、アニメ版では「色男だな」という台詞に改変されており、「好みじゃない」という台詞がカットされた。文脈や状況的には、蛇骨の本意は殺生丸は好みではないという煽り文句であるはずなのだが、そこがカットされてしまい、単に殺生丸の外見を褒めただけの台詞になっている。改変の理由は明らかではないが、アニメ版は原作に存在する殺生丸の株を下げる発言を徹底的に排除する傾向にあり、今件もその一貫であると考えられる。 原作では犬夜叉の風の傷を受けた後は意識が朧げな状態に陥り、その状態で煉骨に四魂のかけらを奪われたが、アニメでは意識をはっきり保った状態で自分のかけらを狙う煉骨に笑みを浮かべた。 || 『蛇骨役の折笠愛によるコメント』 【能力】 作者曰く、七人隊における強さの序列は第4位。第5位の睡骨とはほぼ互角のようだが、リーチ差で蛇骨が勝るとされている。蛇骨は人間では最高であろうと言われるほどの運動能力を備えており、腕力こそずば抜けてはいなかったが、その瞬発力は半妖である犬夜叉をも上回っていた。彼はほとんどの妖怪が避けきれない鋼牙の攻撃すらも、完全に見切って避ける事ができた。 蛇骨は煉骨から与えられた特殊な仕込み刀・蛇骨刀を武器としていた。鉄砕牙ですら容易に斬れない鉄を生み出す煉骨は、蛇骨刀もまた鉄砕牙と刃を交えても刃こぼれすらしないほどの強度に仕上げていた。蛇骨刀はその三日月上の形状によって、蛇のようにうねりながら敵を切り刻む極めて回避困難な刃となっていた。蛇骨は単身で鋼牙や珊瑚とも十二分に渡り合う戦闘力を誇り、白霊山付近で睡骨とコンビを組めば、殺生丸を追い詰める事さえ可能だった。 子どもっぽい気質と簡単な計算も間違うくらい数字に弱い点を加味している為、知力の値は低く評価されているが傭兵らしく戦場における判断力と分析力は非常に高い。情報がない上に霧骨を瞬殺する実力のある初見の殺生丸とは無理に交戦せず煉骨への報告を優先する、殺生丸との対戦時は睡骨と共に徹底的に自分達が有利な状況を組んだ上で殺生丸の挙動から状態や意図を分析しながら油断せず闘う、人間化した犬夜叉の反撃が悪あがきではなく首のかけら狙いの一撃である事を読むなど戦いにおける蛇骨の采配は冷静かつ的確である。また、奪還は不可能と判断したからか睡骨のかけらを奪う際にも一切躊躇いを見せなかった様にシビアな判断も迅速に下せる鋭さも蛇骨の強みである。 【戦闘録】 コメント 名前 コメント